*

2016年2月

現在ではインプラント治療も一般化

現在ではインプラント治療も一般化してきましたが、インプラントを使い始めてから、前よりも口臭が気になるといった変化が割と少なくないようです。これでは折角のインプラントが台無しです。理由としては、歯肉とインプラントのパーツの隙間などに日々のケアで取りきれない食べカスが溜まってしまったり、それに加えて、インプラント周囲炎という歯周病に似た症状を発症しているケースもあり得るのです。そのようなケースでは、一刻も早く、インプラント治療を行った病院に行くべきでしょう。初めてインプラントの説明を聞いた人は、差し歯とどう違うのか疑問に思うかもしれません。差し歯は文字通り、歯に差し込むものです。つまり、残った歯や歯根をベースにして、そこに人工の歯を差し込むものです。ですから、抜歯してしまって歯がない場合は利用することは不可能です。それに対して、インプラントというのは、あごの骨にドリルで穴をあけて、金属製の人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けて固定するという施術なのです。自由診療になるので差し歯より高いですが、歯がなくなっていても義歯を作れるのが、インプラントの利点なのです。完全に歯がなくなってしまった部位にも使えるインプラント。ですが、便利な反面、留意すべき点もあるのです。それは、誰にでも適用できる治療法ではないことです。インプラント手術では、まず顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込む必要があります。ガンで治療を受けている方や、糖尿病、心臓病などの持病をお持ちの方、アゴの骨が弱っている方、骨が減ってしまっている方なども、残念ながらインプラントは利用できないとの判断になる可能性は高いといえます。注意してください。どんなケースであっても、インプラント治療を受ける際に重視してほしいのは歯科医と歯科医院をどのように選ぶかです。この治療には、専門的な判断と技術を要することがあるため成功例ができるだけ多い、経験を積んできた歯科医にかかることが望ましいのです。それだけでなく、治療と費用の関係をクリアにしてくれる、感染症予防策をはっきり示している、いつでも治療の状況や、口腔内の状態について明確に答えてくれるといったことも後悔しない歯科医選びの決め手となります。長い治療期間を経てやっとインプラントが安定しても、ケアはそこで終わりではありません。ずっと使い続けられるかは、どうしても自分次第のところがあります。劣化させないための口内ケアを歯医者さんや衛生士さんが教えてくれますから、必ず守るようにしてください。結局、自分の歯は自分で守らなければならないのです。その上、インプラントは普通、神経を抜いた歯に施すわけですから、口の中で何か異変が起きていても、なかなか気付きづらくなっています。担当歯科医による定期的な経過観察を受けるようにしましょう。安易にインプラント治療を始めることはおすすめしません。ブリッジや入れ歯など、他の治療が困難な患者さんにお薦めします。クラウンとかブリッジをかぶせる自分の歯がない、義歯では力が入らない、噛み合わせが良くないなどの理由でインプラントしかないとされる患者さんが多いでしょう。インプラントと入れ歯との違いが気になるところですが、インプラントの場合、噛み心地は自分の歯に近く食事に食べ応えが感じられ、美味しく食べられます。インプラント手術の未経験者にとってどれだけ痛いだろうと心配になると思います。インプラント埋入手術を受けても、強い痛みを感じることはないと思ってください。切り開くあごを中心に、麻酔を十分効かせて埋入手術を始めるためです。術後、麻酔が切れてくると、腫れとともに多少の痛みはあるかもしれませんが痛みに備えて、頓服薬を処方されるので耐えがたいような激しい痛みが続くことはまずないでしょう。歯科治療の一環として、インプラント治療もある程度のリスクを伴う治療です。インプラント治療から起こりうる問題として、人工歯根があごの骨に定着せず脱け落ちてしまう、力をかけたことで人工歯根や義歯が破損するといった人工歯そのものに関わる失敗、インプラントを埋め込んだ後、あごの骨や周囲の組織が腫れる、痛みが引かないなど身体的問題、手術に失敗してあごのラインが変わってしまったという見た目の問題が起きる可能性もあります。失敗の可能性を少しでも下げるためにくれぐれも実績のある歯科医を選ぶようにしましょう。失った歯を再生する治療は何種類もありますが、インプラント治療の問題点は失敗したとき、やり直しはほとんどあり得ないという点です。入れ歯、ブリッジ、クラウンなどの義歯と異なり人工歯根は完全にあごの骨と結合しなければならないので万が一、人工歯根があごの骨に定着せずインプラントの定着がみられなかった場合、再度、大がかりな手術を行ってはじめの手術時より、大きく骨を削る羽目になります。インプラントの埋入も、骨を削るので埋入部分周辺の神経損傷というリスクもあるのです。現状では、インプラント治療のほとんどは自費となるため費用面で、治療を躊躇する方もずいぶん見受けます。しかし、クレジットカードの分割払いや、デンタルローンなどの名称で信販会社のローン商品を使える歯科医院が多く、けっこう融通が利きます。現金で費用を一括払いする必要なく、治療を始めることはできるケースが増えました。キレイモ 佐賀